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2017.08.02

内装工事の注意点!要チェックなのはこの5つ

賃貸オフィスの内装工事を行う際には、一般的に様々な制約や決め事があります。内装工事を進める上でのトラブルを防ぐためにも、あらかじめ注意すべき点をチェックしておきましょう。ここでは、内装工事を行う前に確認が必要な5つのポイントをご紹介します。

内装工事の注意点その1〜工事はオーナーの許可を取ってから

賃貸オフィスのほとんどの賃貸契約書には、内装工事を行う際には、ビルのオーナーの許可が必要との記載があります。その場合、許可を取らずに工事を行うと契約違反になってしまうため注意が必要です。許可を取るには、一般的に、工程表と工事の詳細が分かる詳細図や書類などを貸主に提出します。提出書類は、オーナーによっても違いますが、厳しいケースですと、工事許可申請書や工事に使用する材料の詳細などの書面提出などを求められることもあります。

内装工事の注意点その2〜工事可能な日にちの確認

賃貸オフィスでは、工事が可能な日にちや時間帯が決まっている場合が多くあります。さらに、騒音や振動、においなどが出る工事について、作業可能な時間帯に関する細かな取り決めがある場合もあります。オフィスの内装工事は、電気関係や水回り関係、通信・ネットワーク関係など多岐に及びます。そのため、複数の工事を違う業者に依頼する際には、それぞれの業者と打ち合わせをしなければなりません。また、平行してできる工事とできない工事があって、業者間の連携もより複雑になることがあるので、まず、工事可能な日時を確認した上で綿密なスケジュールを立てましょう。

内装工事の注意点その3〜業者の選定

物件が決まった後の業者の選定の際には、過去の実績や見積もり内容のバランスなどを確認した上で選定しますが、信頼のおける2、3社で相見積りを取り、比較しながら検討するとよいでしょう。ここでの注意点として、物件によっては、オーナーや管理会社が指定する業者以外の内装工事を許可しないという条件が付いている場合がありますので、賃貸契約を結ぶ前によく確認する必要があるでしょう。

内装工事の注意点その4〜原状回復の義務と範囲

契約によっても異なりますが、賃貸オフィスでの床や壁、天井、照明、塗装などの原状回復費用は、すべて借主負担とする場合が一般的です。住宅とは違い、オフィスは使い方が企業によってまちまちで、間仕切り撤去がある場合など、場合によっては、多額の費用が必要になるためです。普通に使っていて汚れた部分の原状回復についても借主負担とするケースが多く、住宅の場合とは大きく異なります。

内装工事の注意点その5〜見積もりの内容

見積書は、工事の項目の名称や書式などが業者によって違います。そのため、内容をそろえた比較表を作成することで検討しやすくなるでしょう。また、見積書が予算と大きく違う場合は、内装に対する相場観が間違っているか、内装業者の上乗せ分が大き過ぎるかのどちらかが原因と考えられるので、一般的な相場を確認した上で、チェックしましょう。内装業者に原因がある場合は、説明を求めたり、他の業者を当たったりすることをおすすめします。
以上のようにオフィスの内装工事の注意点を見てきましたが、満足できるオフィス作りのためにも、失敗のない物件や業者選びが大切です。物件選びの段階からそのオフィスの制約や制限などにも注意し、正しい情報を入手しながらじっくりと進めていきましょう。