賃料はあらかじめ決まっているので下がらない、と思い込んでいませんか。交渉次第で賃料は下がることもあります。賃料交渉の代行サービスを利用すると、その可能性は高くなるでしょう。そこで今回は、代行サービスの内容などを紹介します。
賃料交渉にはコツがある
一般的に貸主は、収入が減ってしまうので賃料を下げたくないと考えています。そのため単純に値下げをお願いしても、良い返事をもらえないことが少なくありません。賃料交渉を行うなら、物件を観察して値下げの理由になるポイントを探す必要があります。また、切り出すタイミングを見定めることも欠かせません。交渉を成功させるには、そういったコツを押さえておくことが大切です。
賃料交渉代行サービスとは?
賃料交渉を代行してくれるサービスが存在します。賃料交渉のタイミングやポイントを見極めるのは簡単なことではありません。不動産や法律に関する専門知識が豊富でないと、成功させるのは難しいでしょう。近隣の賃貸物件の賃料や、周辺環境の今後の動向などの情報も交渉の材料になります。賃料交渉代行サービスを利用すると、そのような専門知識や情報を活用して、交渉をスムーズに行ってくれるのです。
申込みからの交渉内容は?
賃料交渉代行サービスの具体的な内容は業者によって異なります。多くの場合は申し込みを行うと、現状についてのヒアリングが行われます。物件や貸主の情報、希望の賃料などについて説明することになるでしょう。その後、業者が現地調査などを行い、判明したことを報告してくれます。それをもとに相談しながら目標の賃料を検討し、交渉のための資料を作成してもらうのが一般的です。そして貸主とアポをとって、交渉を代行してもらいます。
完全報酬制のところが多い
交渉を代行してもらっても、必ず値下げに成功するとは限りません。そのため賃料交渉代行サービスを利用した結果、余分な出費が増えてしまうだけの可能性もあります。そこでおすすめなのが、完全報酬制の業者を選ぶことです。賃料交渉代行サービスは、完全報酬制のところが多くあります。そのような業者に依頼すれば、賃料が改定されない場合は報酬を支払う必要がありません。
信頼できる賃料交渉代行サービスの見極め方
大事な賃料交渉を任せるのですから、信頼できる業者を選ぶことが大切です。報酬や費用負担、交渉期間などについて、明確に規定しているところを選んだ方が良いでしょう。また、成功実績も確認しておくのがおすすめです。これまでに手掛けた物件の種類や減額の量をホームページで紹介していることがあります。最終的には実際に担当者に会って、方針などを確認することも大切です。
経費を削減したいと考えている場合は、賃料交渉代行サービスを利用した賃料の値下げを検討してみてはいかがでしょうか。